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災害時の目のこと

 

 このたび東日本大震災により被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早く穏やかな日常が戻ってきますようお祈り申し上げます。

 募金、節電はもちろん、そのほかにできることはないかと考え、眼科医として、災害時に知っておいたほうが良いと思うこと、日頃から準備できることなどを簡単にまとめてみました。

 

眼鏡・コンタクト

 視覚が働かないと安全に避難することができません。特に近視の強い方は、就眠中も手の届くところに眼鏡を置いておく、非常持ち出し袋に予備の眼鏡(使わなくなった古い眼鏡等)を入れておく、などの準備が必要です。
 コンタクトレンズは、避難中は衛生面で色々なことが危惧されますので、以下の状況が整うまで原則として使用を中止し、眼鏡に切り替えるようにしてください。
1. 水道水が使用可能となり手指の洗浄ができる
2. 安定した医薬品の供給がされ、角膜炎等がおきても治療可能
3. 眼科医への受診や相談が可能
やむをえずコンタクトレンズを使用するときの注意事項は日本コンタクトレンズ学会のホームページを参考になさってください。http://www.clgakkai.jp/

 

緑内障

慢性緑内障として、通院点眼治療をうけている方はできれば点眼を続けることが望ましいのですが、冷所保存の薬も多く、非常持ち出し袋に入れておくのは現実的ではありません。慢性緑内障はゆっくりと進行し1ヶ月くらいは点眼がなくても急に進行することはありませんので、万一薬がなくなってもあわてず、手に入るようになってから、点眼を再開してください。その際、使用中の点眼薬の名前がわかっていれば眼科以外の医師に処方してもらうことも可能なので、しっかり覚えておくか、処方箋を非常持ち出し袋に入れておいてください。参考までに緑内障学会のホームページはhttp://www.ryokunaisho.jpです。

 

白内障

進行抑制のため使用している点眼薬は、中止しても問題ありません。白内障手術直後の方は手持ちの薬をきちんとつけること、点眼薬がない場合はとにかく目に触らずそっとして置いてください。もし強い充血、カスミ目がでてきたら、なんとかして見てもらえる医療機関を探して下さい。

 

放射能汚染

目の粘膜は皮膚よりも放射性物質を吸着しやすいので、生理食塩水または水道水などで、目が傷つかないようにやさしく洗浄してくだい。その際目頭を押さえて、鼻涙管から汚染水が鼻の中に入らないように注意してください。まぶたは皮膚汚染と同様に洗浄してください。
時間が経過してから(数ヶ月〜数年)白内障が起こる場合がありますが、白内障は手術で確実に治療可能ですので大きな心配はありません。
放射能汚染に関する詳しいことは、日本眼科学会のホームページ「放射能・放射線に関する情報と基礎知識」も参考になります。
http://www.nichigan.or.jp/news/021.jsp

 

未曾有の災害に見舞われたニッポンに住み続ける私たちにできることは、正しい知識を持ち、防災準備を怠りなく、被災された方々へのお手伝いは腰を据えて継続的に、ということではないでしょうか。

 

(2011/05)

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