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加齢黄斑変性

 

見たいところが見えなくなる病気

 黄斑とは網膜(カメラのフィルムにあたる神経の膜)の中心にあり最も感度の良い部分です。目に入った光は黄斑の中心(中心窩)に集光し、中心窩の機能により細かいものでもはっきり見ることができます。黄斑に異常が起きると変視(ゆがんで見える)、中心暗点(見ようとするところが暗くなる)などが表れ、進行すると一番見たいところが見えなくなり著しい視力低下を起こします。

 

発症頻度の増加

 欧米では失明原因の第1位である加齢黄斑変性ですが、有病率に人種差があり日本での発症率は低いと思われてきました。しかし、食生活や環境の変化によるものか、近年では増加の一途を辿っています。中途失明の原因として1989年には第7位だったものが2002年では第4位に浮上してきました。50歳以上に多く、女性より男性に多く見られます。

 

萎縮型と滲出型

 加齢黄斑変性には二つのタイプがあります。黄斑の組織が徐々に萎縮してくる萎縮型では進行も遅く大きな視力障害をおこすことはまれですが、滲出型に移行する場合もあるので経過観察が必要です。滲出では脈絡膜(網膜の外側の血流に富んだ膜)から新生血管(正常では存在しない脆い血管)が発生し網膜の下で出血して、黄斑の組織を壊してしまいます。進行は早く、いったん視力障害がおきると回復はあまり期待できません。

 

光線力学療法

 萎縮型に対しては特に積極的な治療は行われません。滲出型で新生血管が中心窩の外側にあればレーザー光凝固術の適応になります。レーザー光線で新生血管を焼いて病気の進行を止めるのですが、凝固した部分の網膜は破壊され暗点(見えない部分)が生じます。したがって新生血管が中心窩にある場合はこの治療法は行えません。中心窩新生血管に対する有効な治療法として現在第一選択されているのが光線力学療法です。新生血管に特異的に集まるベルテポルフィンという薬を注射し15分後にごく弱いレーザーを照射するというものです。3ヶ月毎に検診し新生血管が消えるまで同様の処置を繰り返します。

 

予防とセルフチェック

 喫煙は唯一確実な危険因子とされています。また、抗酸化ビタミンと亜鉛、カルテノイドの摂取で加齢黄斑変性のリスクを低下させることができると報告されています。初期病変を見つけるには定期的な眼底検査とアムスラーチャートによるセルフチェック(チャートの中心を見てゆがみや見えない場所がないかチェックする)が有効です。

 

(2007/3)

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